
「バシン」
突然、頭を叩かれた。
帽子をかぶっていたからいいが、なければ結構な衝撃。
何で。
今日は出迎えもなく、威嚇もなかった。
まえぶれも何もない、襲撃。
「バシン」
また来た。
これは何かある。
見渡してみた。
いた、ヒヨコ。
でも木の上。

右が襲撃かけたブッチャー。
左に2羽いる。
一番左手のがヒヨコ。
その横は親鳥。

すぐにこの木の下へいって写真を撮る。
ところがである、真下で写真を撮っているにも関わらず、襲撃がない。
一番危険な状態だろう、なぜだ。
遠く離れて歩いていたときは攻撃的だったのに、ここでは反対に撮影を静かに見守っているだけ。
これではまるでブッチャーに、
「わが子が可愛いよ、いい写真をとってくれ」
と、催促されているようなもの。







短い距離なら飛べるようになったようです。
なら、1羽だけということはあるまい。
と、探してみた。
いました、もう1羽。




「お尻を出した子、一等賞」という歌がありましたが。
ブッチャーの要望に応えて、ヒヨコをインターネットにのせて、世界に発信してやった。
ちなみに、この一連のサイトを調べてみたら、合わせて18名の読者登録がある。
以前は、こういう欄はなかったのだが、最近作られたようである。
そして、皆、非日本人。
「ブッチャーよ、オマエたちは日本で嫌われている」
[◇ Mokuji ◇]
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