2009年10月21日水曜日

【10月21日】 ルールが変わった




 いつものようにカメラをぶるさげてテラスからバックヤードに降りた。
 数歩進んだら、後頭部でバチーンときた。
 アレ?、いつもとは違う。



 上の写真でみるように緑地に出るには幅1mほどの木戸を開ける(支柱の間が木戸になっている)。
 そこからはいつ襲われてもいいように、テンションを高めて防御の心理構えに入る。
 内容は「攻撃は無視する」というものである。
 出掛けではバックヤード内では手を出さない、という「暗黙の了解?」があった。

 往きと帰りとではパターンは違う。 
 帰りは攻撃を受けながら帰ってくるので、バックヤードでも襲われる。
 これはしかたがない。
 でも、往きは木戸を出て、緑地に入ったときからである。
 バックヤードは私のテリトリーである。
 今日は違う。
 なんと木戸の前にある木に止まって、私がバックヤードの出るのを狙っていた。
 「そいつはネエだろう!」
 これはルール違反である。


● バックヤード前の木で攻撃態勢に入っているブッチャー

 文句をいっても始まらない。
 ここは「鳥治国家」である。
 人治・法治ではない。

 鳥は人を殺してもいいが、人は鳥を殺してはいけない。
 動物愛護が徹底している国。
 だから、鳥と犬がのさばっている。

 明日からは、いつでもどこでも全方位防御で臨まないといけない。
 外気に触れたらもはや安全地帯はないと心得ないといけない。



[◇ Mokuji ◇]



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